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経費・確定申告 2026-06-10

経費にできるもの・できないもの|個人事業主の具体例で解説

「このカフェ代は経費?」「服は?」——判断に迷う支出を具体例で整理。線引きの考え方がわかれば、経理の不安が減ります。

経費かどうかの判断基準は「事業との関連性」

ある支出を経費にできるかは、「その支出が事業の売上を生むために必要だったか」で決まります。逆に言えば、事業と関係のないプライベートな支出は経費にできません。グレーに見えるものも、この基準に当てはめて考えると整理できます。

経費にしやすいもの

  • 仕事用のPC・ソフト・文房具などの消耗品
  • 取引先との打ち合わせ・会食(接待交際費・会議費)
  • 仕事に使う書籍・セミナー・スクール代
  • 事業用の交通費・出張費
  • 事務所の家賃・通信費(自宅兼用なら按分)

判断に迷いやすいもの

  • 服・スーツ:原則は私服扱いで経費になりにくい。ただし制服・作業着・撮影衣装など事業専用なら計上できることがあります。
  • カフェ代:仕事の打ち合わせや作業に使った分は会議費にできますが、私的な利用は対象外。レシートに用途メモを残すと説明しやすいです。
  • スマホ・ネット代:仕事とプライベート両方で使うなら、使用割合に応じて家事按分します。
  • 家族との食事:取引先が同席しない私的な飲食は経費になりません。

業種別・経費になりやすい支出の例

業種経費の例
ライター・編集者取材の交通費、資料書籍、録音機材、打ち合わせのカフェ代
エンジニア・デザイナーPC・周辺機器、有料ソフトやクラウド利用料、技術書、勉強会参加費
ハンドメイド・物販材料費、梱包資材、発送費、撮影用の小物・照明
講師・コーチ会場費、教材費、オンライン会議ツールの利用料、移動の交通費

同じ支出でも、事業内容によって経費になるかどうかは変わります。「自分の売上とどうつながるか」を説明できるかが軸です。

迷ったときの3つのチェック

  • その支出がないと売上に支障が出るか——出るなら経費の可能性が高い。
  • 第三者に理由を説明できるか——「なんとなく仕事に良さそう」は弱い。具体的な用途を言えるかどうか。
  • プライベートでも使うか——使うなら全額ではなく家事按分を検討する。

よくある質問

  • 10万円以上のPCを買ったら?——10万円以上の備品は原則「固定資産」となり、数年に分けて減価償却します。ただし青色申告なら30万円未満まで一括で経費にできる特例があります(年間合計300万円まで)。
  • クレジット明細しか残っていない支出は?——支払いの証拠にはなりますが、何を買ったかが残りません。日付・内容のメモを添えて補強しておきましょう。
  • 開業前に買ったものは経費にできますか?——事業のための準備にかかった支出は「開業費」として扱える場合があります。開業前のレシートも捨てずに残しておくのが安全です。

グレーな支出は「説明できるか」で考える

税務調査で問われるのは「なぜそれが事業に必要だったか」です。経費として計上するなら、後から理由を説明できる状態にしておくことが大切です。レシートに「○○社と打ち合わせ」などのメモを残し、私的な支出と混ざらないように分けて記録しておきましょう。レシーボなら撮影と同時に勘定科目やメモをつけて記録でき、迷いやすい支出も整理しておけます。

※具体的な可否は事業内容により異なります。判断に迷う場合は税理士にご相談ください。

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